ロシア旅行の思い出1 ロシア人の友達の実家にホームステイした話
飲み会で僕が今まで経験した話を(多少着色しながら)すると「ブログとか本とか書いたら?」と言われるので、その今までの思い出話をブログに書いていこうと思う。
今回の話は2年前にロシア人の友人であるE君宅にホームステイした時の話でも書いてみようと思う。
彼とは学部時代に言語交換プログラムで知り合った、当時、ロシア語を勉強していた僕はロシア人のE君と日本語を教え、ロシア語を教えてもらっていた。が、それ以外にも一緒に飲んだり、僕の実家に招待したりした。
その彼が「夏休み、良かったらロシアに遊びに来てください」と言ってくれたので、お言葉に甘えて、2016年9月成田空港からロシアへ飛び立つことにした。
S7航空(旧名:シベリア航空)という航空会社でウラジオストクへ。
機内に踏み込んで自身の指定された席に座ると座席のリクライニングが故障していた・・
そしてロシア語しか理解できない添乗員、既に飲んでるロシア人、、早速ロシアの洗礼を感じた。よく言われる?事かもしれないけど、機内からすでにロシアだった。
(※このS7航空は一応、JALともコードシェアをしていてワンワールドという航空連合に加盟している航空会社なのだが・・・・)
ウラジオストクで乗り換えを挟み、E君の実家がある、ハバロフスク空港に到着し帰省中であった彼と合流した。
キリル文字が並び、ヨーロッパの雰囲気にちょっとどことなく発展途上国の雰囲気を漂わせるハバロフスクの町。日本からそこまで離れていないのに、急にものすごく遠くに来てしまった感じがするが、大学でいつも酒飲んだり、テスト勉強をしたE君が隣にいるので心強い。。。
家に到着したのはおやつの時間といった所で、E君のお母さんがケーキを持ってきて出迎えてくれた。
僕の大好きなバターケーキ。昔食べたような懐かしいあじがした。そして、ケーキを食べると、早速、E君と彼のお母さんと町へ。
まずマルシュートゥカ(乗り合いバス)に乗ってきてやってきたのはレーニン広場
ロシアの多くの町にはソビエト時代に活躍した偉人や政治家の名前を公園や広場や道路につけたようで、このハバロフスではレーニン広場があった。
次にやってきたのは中央市場
ソビエト時代からある市場なのだそうだ。僕はこういう地元のスーパーやマーケットでウィンドウショッピングをするのが大好きなので、すごく楽しい。
E君のお母さんはついでに夕飯の食材を買っていた。ここでは、ソビエト時代のピンバッジや雑貨が売っていたのでついつい購入してしまった・・
そして家に帰ると晩御飯の支度を始めたので、ちょいとどんな食材かのぞかせてもらった。
ものすごく大きいサクラマス(Oncorhynchus masou)と思われる魚。
そしてハスカップ(Lonicera caerulea var. emphyllocalyx)
ハスカップと言えば、北海道のイメージであるが、シベリアやサハリン(樺太)にも自生しており、これらの地域では「Жимолость синяя」と呼ばれ親しまれているとの事で、E君やE君のお母さんはつまみ食いをしていた。’(本当はジャムにするらしい)
僕も生で食べたが、結構酸っぱかった、、、
ご飯ができるまでE君と僕は彼の愛猫の「ジョリク」君と遊んでいた。E君は動物の毛にアレルギーがあるのだが、動物が大好き。そんな彼に母親が大学の入学祝いに毛の無いスフィンクス種であるジョリク君をプレゼントしたとの事。
本当に大切にされている猫ちゃんでした。
さて、ジョリクと遊んだり、ソビエト時代のアニメ「ブレーメンの音楽隊」を見たりしているうちに晩御飯が完成。
先ほどのマスをムニエルにしたものにハッシュポテトを付け合わせに、それとパン・カーシャ(ソバの実のおかゆ)。バターをふんだんに使っており、おいしかった。
初日は観光等はたくさんできなかったものの、E君や彼のお母さんとソビエト時代の話など、色々楽しいお話をして過ごした。
続く