【忘備録】外環道を使ってNEXCO管内で大回りを楽しむ話
(※あくまでも忘備録ですので、正確性に関しては保証しかねます。制度の変更や記載しきれていない制度などが存在する可能性があります。「この記事を参考にして大回り走行を行い失敗し、正規の料金を請求された」などのいかなる不利益を被られた場合でも筆者は一切の責任を負いかねます。大回り走行は個人の責任で制度を確認して計画を作成したで走行してください。)
高速道路では大回り走行が可能であることはある程度知られており、首都高や名古屋高速、阪神高速などん「都市高速」に分類される高速道路はその経路にかかわらず、最短距離の料金で走行することができることを知っている人も多いと思う。
一時期話題になったルーレット族*1などと呼ばれる方々はその料金制度を利用してC1*2などをぐるぐる回っている。
じゃあ,都市高速ではない高速道路、東北道や常磐道などのNEXCOの管轄である高速道路ではどうなのかというと,色々調べた結果
「大回り走行は走行したルートが高速道路の入口から出口までの最短距離の2倍を超えない場合のみ」
という条件で大回り走行が認められているっぽい。
例えば,東北道の岩槻ICから久喜IC(15km 普通車通常:650円)では東北道を”最短距離で”走行すると10分ほどで到着するが,「大回り」の視点でルートを考えてみると
岩槻IC⇒(東北道)⇒久喜白岡JCT⇒(圏央道)⇒つくばJCT⇒(常磐道)⇒友部JCT⇒(北関東道)⇒栃木都賀JCT⇒(東北道)⇒岩槻IC
というルートが考えることができる。しかし,このルートは明らかに15kmの二倍を超えているので,上記条件には当てはまらず,正規のまあまあ高い料金を請求されるっぽい。
しかし,いくつかの情報を読み解いていくと、この大回り走行には
「東京外環自動車道(以下、外環道)」を通過すると高速道路の入口から出口までの最短距離の2倍という原則が通用しない」
という「例外」が存在することが判明。NEXCOに電話口で確認したところ,問題ないという記事も確認できた。
颯爽と実践してみましたので、自分自身の忘備録としてこちらの記事を記してみた次第。(※あくまでの2020年時点では問題なかったルールの忘備録なので,実践する際は自己責任で)
因みに,参考にしたのは以下のサイト。
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大回りをするためのルール
NEXCOの公式サイトや大回り走行を実施した方々のブログ,そして,自身が実際に走って調査した結果から以下の条件を満たすと大回り走行が可能であることが判明。
1.ETCを利用すること。
2.途中で絶対に降りないこと。
3.一筆書きであること。
4.高速道路へ乗ったICと同じICで降りないこと。
5.外環道は【大泉JCT(⇔関越道)・川口JCT(⇔東北道)・三郷JCT(⇔常磐道)・高谷JCT(⇔東関東道)】の内、任意のJCTから外環道へ流入し、同様に外環道から必ず流出すること。外環道内のICで降りると正規料金を請求される。(※実体験)
6.首都高は絶対に経由しないこと。
京葉道路や千葉東金道路、など別の料金体系になっている道路も経由しない方が良さそう?(※未調査)
※注意
+圏央道や外環道には途中給油できる場所がほとんどないので,ガス欠に注意
+料金所のETCを通過する際には正規の料金が表示されるもの,2週間後に料金が確定する際には最短距離の料金で請求される。
+例外や制度の変更などもあるので必ず事前に制度とルートの確認をすること。
・今まで大回り走行を行って成功した区間は
①
谷田部IC⇒(常磐道)⇒友部JCT⇒(北関東自動車道)⇒栃木都賀JCT⇒(東北道)⇒川口JCT⇒(外環道)⇒三郷JCT⇒(常磐道)⇒柏IC
②
柏IC⇒(常磐道)⇒つくばJCT⇒(圏央道)⇒久喜白岡JCT⇒(東北道)⇒川口JCT⇒(外環道)⇒三郷JCT⇒(常磐道)⇒流山IC
③
谷田部IC⇒(常磐道)⇒つくばJCT⇒(圏央道)⇒大栄JCT⇒(東関東道)⇒高谷JCT⇒(外環道)⇒三郷JCT⇒(常磐道)⇒柏IC
④
桜土浦IC⇒(常磐道)⇒友部JCT⇒(北関東自動車道)⇒栃木都賀JCT⇒(東北道)⇒岩舟JCT⇒(北関東道)⇒高崎JCT⇒(関越道)⇒大泉JCT⇒(外環道)⇒三郷JCT⇒(常磐道)⇒柏IC
⑤
谷田部IC⇒(常磐道)⇒友部JCT⇒(北関東自動車道)⇒栃木都賀JCT⇒(東北道)⇒川口JCT⇒(外環道)⇒三郷JCT⇒(常磐道)⇒柏IC
・失敗例
柏IC⇒(常磐道)⇒つくばJCT⇒(圏央道)⇒大栄JCT⇒(東関東道)⇒高谷JCT⇒(外環道)⇒外環三郷西IC
このルートでは無念にも正規料金を徴収された。
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大回りの途中で寄ってみたPA・SA
ちなみにこれらの大回り走行ではもちろん途中で通過するPA(パーキングエリア)やSA(サービスエリア)に立ち寄ることが可能。
壬生PA
小さなPAかと思いきや「みぶハイウェイパーク」として「道の駅 みぶ」が併設されており,通常の売店のほかに地元の特産品を扱う小さな市場や食堂などもあり,なかなかボリューミーなPA。
土日には屋台なども出店し、アユの塩焼きやごぼう揚げなど様々なB級グルメを楽しめる。
「道の駅 みぶ」は「とちぎわんぱく公園」内にあるので,PAから徒歩で公園に降りることも可能。公園内には「壬生おもちゃ博物館」などの観光施設も併設されているので,観光メインならぜひともルートに入れたいPA。
佐野SA
一時期、色々意味で話題になったSA。
このSAでは
栃木名物のレモン牛乳を購入したり
佐野ラーメンも食べることが可能。あまり美味しくないのが致命的な欠点。
他には
北関東道の太田強戸SA(群馬の名物とか食べれそう)や
関越道の高坂PA
にも立ち寄りってみたりした。
終わり