知多半島を横断する路線バスに乗ってきた話「常滑から半田へ」
今年の夏休みに知多半島にふらっと行ってきました。
1.知多半島とはどこ?
因みに、知多半島は愛知県のn南側にある二つの半島の内、西側に位置する半島。
2005年に新規開業した中部国際空港(セントレア)があり、海産物(大アサリ・タコ・フグ)や常滑焼、ミツカンのお酢、ミカン、温泉などが有名な半島。愛知県の中では温暖な気候。
2.旅の始まり常滑
常滑は常滑焼の街として有名で、古くからの街並みの中に窯の煙突がある素敵な街並みが広がっています。
バスの出発時間まで時間があるので、旧常滑街道をぶらぶら
たくさんの工房があり、素敵な陶器も売っていました。
3.知多半島横断バスに乗る
14時10分ごろ、常滑市民病院のバス停に到着。
今回乗るのは【知多バス 半田・常滑線】と呼ばれ、知多半島をまっすぐ横断するバス。
バス会社は知多バスと呼ばれる名鉄グループのローカルバス会社
常滑市民病院~知多半田駅は1時間5分、りんくうタウン駅~知多半田駅は50分、常滑駅~知多半田駅は40分と高速道路や有料道路を使わない一般的な路線バスにしては”比較的”長時間走行するバスです。
その為、車内は疲れにくい座席になってます。
この知多半島横断バスは常滑市民病院を出発すると、まずは常滑駅に向かいます。
そして、常滑駅からりんくう常滑駅から再度、常滑駅に戻ります。
その後は知多半島を突っ切っていきます。
知多半島は海沿いの部分こそにぎやかですが、内陸部は長閑な風景が広がります。
乳牛の飼育やブロイラーの飼育がかなり盛んで、名古屋コーチンと呼ばれるものも知多半島で多く飼育されています。
4.半田市内の赤レンガ倉庫を訪ねる
知多半田駅から徒歩15分ほどにある赤レンガ倉庫を訪れました。
戦前は「カブトビール」と呼ばれる戦前の大手ビールメーカーの製造工場兼貯蔵庫となっていたこの建物、近年、改修され公開されています。
内部ではカブトビールや半田赤レンガ建物に関する資料などを見る事ができる資料館があります。
さらに、レストランでは現代に復刻したカブトビールを飲むことができます。
今回は大正時代のカブトビールを復刻した「大正カブトビール」をいただきました。
1杯600円:味はモルトの味がしっかりしており、苦みも少なくなかなか美味しいビールでした。
因みに、ジブリ映画の「風立ちぬ」でもカブトビールの看板が登場しています。
カブトビールを堪能した後は7分程歩いて住吉町駅へ
普通列車(通称:ダラ)でのんびりと帰りました。
豪華な普通列車。
お疲れ様でした