Guten Morgen India.

いいんじゃない。いいんじゃないの。

今年10周年のTJライナーに乗ってきた話

news.mynavi.jp

関東地域の私鉄における「座って帰れる」電車シリーズの先駆けともいえるTJライナーが今年、なんと10周年だそうな。

今回は、坂戸に用事があったので、併せてTJライナーを使ってみた。

f:id:ysrkotori:20180619202022j:plain

今回は東武携帯ネット会員サービスを使い、オンラインでTJライナーの予約をしてみた。

 

f:id:ysrkotori:20180619202141p:plain

TJライナーは池袋⇒ふじみ野のみが乗車整理券が必要。ふじみ野以降は乗車券のみで乗ることができる。

f:id:ysrkotori:20180619202716j:plain

TJライナーは専用ホームから出発する。発車の15分前から改札が開始。その改札は飛行機の改札のようで、チケットや、スマホの画面に表示されたQRコードを係員が読み取って改札を行う。

”特別感”があってなかなかいい感じ。

f:id:ysrkotori:20180619202940j:plain

ホームは案外狭い気がする。10分前には入線してきて、座席がくるっと回って準備完了。

f:id:ysrkotori:20180619203148j:plain

TJライナーは、1号車10Aみたいな座席指定ではなく、1~5号車or6~10号車のどこかに乗ってくださいというようになっているので、適当に選んで乗る。

f:id:ysrkotori:20180619212014j:plain

車内は通勤電車とそんなに変わらず。もともと、この51000系はL/CカーといわれるL=ロングシート(公園のベンチみたいな座席タイプ)とC=クロスシート(新幹線みたいな座席タイプ)を入れ替えて、通勤需要やこういったライナー列車の需要にも両方に対応することのできる車両なので、そこらへんは仕方無い感じがある。。

f:id:ysrkotori:20180619212051j:plain

f:id:ysrkotori:20180619212417j:plain

乗り心地は良くもなく悪くもなく、、近鉄の同じL/Cカータイプの車両と比較すると、断然乗り心地はいい

 

f:id:ysrkotori:20180619212948j:plain

(参考)因みに、上の写真が近鉄L/Cカータイプの車両。硬い。

座席と座席の間は悪くない。

f:id:ysrkotori:20180619213144j:plain

f:id:ysrkotori:20180619213347j:plain

TJライナー1号は池袋を定刻通りに発車

20分ほど快走したのちにふじみ野駅に停車。乗り心地はなかなか良い。

f:id:ysrkotori:20180619213441j:plain

ふじみ野から先は乗車整理券はいらないので、大量に人が乗ってくる、と思いきや案外乗ってくる人は少なかった。休日というのもあるかもしれない。

f:id:ysrkotori:20180619213715j:plain

 

 

f:id:ysrkotori:20180619213810j:plain

川越、川越市とちらほらと人が乗ってくるが、満席にはならず。

f:id:ysrkotori:20180619214114j:plain

その後、坂戸駅に到着

f:id:ysrkotori:20180619214352j:plain

お疲れさまでした

 

関東の私鉄の着席整理ライナーの元祖ともいえるTJライナー、本数も多く、価格も池袋からなら310円と利用しやすい価格で、10年間走り続けている。

今後の活躍にも期待。

中信地域に行ってきた話2 「信州大学で学会」

さて、2日目は学会の本番。

信州大学農学部がある伊那キャンパスにやってきた。伊那市駅からはバスで15分程だったが、今回は学会の為の臨時便が出ていた。

f:id:ysrkotori:20180602233716j:plain

信州大学伊那キャンパスは標高750mの所にあり空気がとにかく綺麗でなかなか良い。
キャンパス内にたくさんの草木があるのも羨ましい、、

[f:id:ysrkotori:20180602234054j:plain

今回の学会では自身は発表しないが、一応、博士課程に進むものとして、研究者と知り合えたり、他の研究者の最新の情報を得るために今回は参加することに


f:id:ysrkotori:20180602234252j:plain
f:id:ysrkotori:20180602234601j:plain


学会の様子。基本的に、大学の卒論発表会とスタイルは似てるような気がする。
今回は自信と研究内容が近い研究者や、新種の菌を発見した報告、南極の氷から菌を甦らせた話、キノコとセシウムの話、等々、かなり面白い話が聞けた。
無論、詳しい内容をここでベラベラ喋る事ができないのが残念なのだが、本当に面白い発表ばかりだった。

そして、学会の空き時間にはキャンパス内を散歩
f:id:ysrkotori:20180602235125j:plain
私の場合、学会というのは、常に興味がある内容がやっているとも限らないし、ずーっと話を聞き続けていると披露が溜まってきたりするので、時々、このように休息を取ったり、散歩をしたりしている。

見知らぬ大学のキャンパスを散歩するのは結構楽しかったりする。

そして、もちろん、学会の懇親会という色んな研究者が夜ご飯を食べたりお酒を飲んだりするパーティーにも参加。

ここは、興味を持った発表者の方と研究会内容について語り合ったり、アドバイスをいただけたり、情報を教えてもらったりする貴重な場である。

f:id:ysrkotori:20180602235316j:plain

ここでは、先程の興味を持った研究者の方だけではなく、色々な方とお話をして過ごした。
よく、懇親会では端の方で固まって仲間内でたのしんでいる研究者を見かけるが、それはお金をドブに捨てている様なもの。
こういう場でコネクションを作っておくと、後々、招待研究者や招待講演者として招いてもらったり、共同研究とかのお誘いが掛かってきたりするから、是非とも色々な人と喋った方が良いように思う。

さて、最終日も気になる発表を聞いたり、アマチュアの研究者のポスターを見たりしながら、楽しく過ごした。

そして、学会も終わりに差し掛かるあたりで少し早めに会場を抜け出す。
f:id:ysrkotori:20180603000306j:plain
会場を抜け出し、田舎道を1時間程かけて歩いて来たのがこの伊那北駅

ここからある場所へ行く作戦。どこに行くのか?

続く

中信地域に行ってきた話1 「伊那市でいろいろ食べる」

おウェイの方々にとっては、定期的に仲間達とディスコやクラブに飲みに行ったり踊りに行ったりするのが、きゃぴきゃぴな女子なら東京ディズニーリゾートで遊び倒すことが、それぞれにとっては「リア充な生活である」という認識があると思う。(諸説あり)

研究が大好きな大学院生にとっては学会に参加することが「リア充な生活である」という認識である。(諸説あり)

リア充を楽しむため、発表はしないけど、興味を持ったとある学会に参加しに、5月某日、3泊4日で学会ついでに中信地域をぶらぶらとしてきた。

学会の会場であるのは信州大学農学部南箕輪村にある。最寄りは高速バスの「伊那インター」なので、今回はバスで行く。

今回は学会本番の前日に若手の会があるので、それに参加する。しかし、直前になり、若手の会の会場が農学部から、伊那市駅の近くになってしまったので、伊那インターから伊那市駅まで歩くことにした。

f:id:ysrkotori:20180527210250j:plain

途中、二葉サービスエリアで休憩があった後に、伊那インターに到着。

f:id:ysrkotori:20180527211236j:plain

伊那インターのバス停から伊那市駅までは歩いて40分。

f:id:ysrkotori:20180527211452j:plain

こんな感じのThe 日本アルプスといったのどかな風景の中を進む。

頭の中で流れているBGMは「ヨーデルキング」ことFranzl Langの「Auf und Voll Lebenlust」。

www.youtube.com

ヨーデル界隈では最も有名な曲ではなかろうか。

この曲、ドイツ語の高地方言であるバイエルン語で歌われているので、ドイツ語が理解できる私でもどういう意味の歌なのか、よくわからない。

「Auf und auf, was kost die Welt, heid gkhead mir da dog, denn es hat sich rausgestellt, dass mi as Leben mog.」これは歌詞の一部であるが、下線部の所はさっぱりピーである。

実感としては、バイエルン語よりもオランダ語の方が理解できる。

因みに、ドイツ語⇒バイエルン語であれば、有志が作った翻訳サイトがある。(逆は無いのが残念)

Bayerisch/Deutsch Übersetzer

 

f:id:ysrkotori:20180527211324j:plain

空気も澄んでいて気持ちいい。気温は27度、梅雨前で湿度も低く、非常に気持ちいいお散歩であった。

f:id:ysrkotori:20180527212631j:plain

若手の会で頭を使う前に腹ごしらえを、という事で、伊那市駅のすぐ近くのお蕎麦が食べられるカフェへ。

f:id:ysrkotori:20180527212827j:plain

和(かず)そばカフェ:Google マップ

 

信州といえば蕎麦、そしてこの蕎麦の発祥はこの伊那谷との事。

参考文献:信州そば発祥の地 伊那 – 一般社団法人 伊那市観光協会 公式ホームページ

辛味大根おろしを入れて食べるのが伊那流との事で、辛味大根を入れていただくと、いつもよりさっぱりして、なかなか良かった。

ワサビ(Eutrema japonicum)と、辛味大根(Raphanus sativus var. longipinnatus)、両方とも同じアブラナ科(Brassicaceae)であり、根塊にはイソチアシネート類(香気成分)を含む。ワサビの主成分は「アリルイソチアシネート」、辛味大根に含有されているのは「4-メチルチオ-3-ブテニルイソチオシアネート」であるが、全然風味も辛さも違って、それぞれのイソチアシネートの味を感じることができてなかなか良い。

ところで、今回立ち寄ったお店、農家さんが運営しているお店だそうで、店主のお兄さんがとても気さくな人で、おまけも色々してくれて本当にいいお店だった。。

 

その後は、若手の会で、新たな遺伝子解析技術についての勉強会を行った。思いっきり、自身の今後の研究に転用できる知識ばかりで興味深く聞かせていただきました。

 

若手の会が終わった後は、餃子好きの私は、どうしても伊那で食べられている「伊那餃子」を食べに向かった。

f:id:ysrkotori:20180527215446j:plain

山楽:Google マップ

伊那餃子とは・・・

伊那谷地域(伊那市南箕輪村一帯)でのみ食べることができる餃子で、少し小ぶりで、シメジをバターで炒めたものが中に入っているのが特徴。

福島餃子や浜松餃子、宇都宮餃子といったものは有名だが、餃子好きの私としては、是非ともこういった地方のマイナーな餃子を食べたいので、飲み会を断ってまで食べに来た。

参考文献:伊那谷名物の手作り餃子はなにがちがうか?|地域情報|長野県のおいしい食べ方

汁は少ない系。炒めたシメジが餃子とはまた違ったコクがある味を出していてかなり美味。これと蕎麦を食べるためだけに、伊那に来てもいい。そう感じてしまうほど美味しかった。

 

伊那餃子を堪能して腹8分になったところで、恒例の地元の居酒屋探し

伊那市バスターミナルの裏あたりで、見つけたお店へ

f:id:ysrkotori:20180527221049j:plain

馬のもつ煮とフキ。お酒は伊那の地酒である「仙醸」。

伊那谷や南信地域は蛋白源を得るのが容易では無い地位であったので、他の地域とは一味違った独特の食文化が栄えている。

有名なところに昆虫食があるが、その次に馬肉があげられる。馬は悪路をある程度のスピードで移動できる移動手段としても、農耕用としても使え、更にその肉はバクテリアが増殖しにくく、美味という、一石二鳥の生き物として重宝されていた。

伊那のスーパーや精肉店を除くと、普通に馬肉が売っている。

今まで、馬刺しや馬肉の燻製などは食べたことがあるが、今回は「馬のもつ煮」という事で、人生初チャレンジであったが、全く臭みがなく、美味であった。

居酒屋のおかみさん曰く「夫が3時間も丁寧に洗ったモツだから臭くないよ」との事。

飲みながら、おかみさんや地元の人とついつい色々話してしまった。伊那はいいところだ・・・・

 

2へ続く

 

 

ドイツの寝台特急「カノープス(CNL459)」に乗った話

2015年7月、当時、ドイツのハイデルベルク大学に留学していた僕は、大学の休暇を利用して、ベルリンに遊びに行く計画を立てた。

その時、利用したのがドイツの寝台特急、シーティーナイトの「カノープス号」である。

Sparpreisという格安料金にBahnCard25という割引カードを利用して、36ユーロだった。

 

ハイデルベルグ中央駅。電光掲示板には二つの列車の名前が。一上のBerlin-Lichtenberg行きが僕の乗るCNL459便、通称カノープス号である。下は、カノープスに連結されている夜行特急で、途中で切り離され、チェコの首都のプラハまで行く。

f:id:ysrkotori:20180522193907j:plain

23:30、定刻通りカノープス号が入線してきた。

f:id:ysrkotori:20180522194124j:plain

f:id:ysrkotori:20180522194208j:plain

今回は6人部屋を選択した。(3人用のベッドが2つ並んでいる)

途中の駅での放送はなかった。

f:id:ysrkotori:20180522194417j:plain

急行きたぐにの三段ベットとも違うが、ロシア号や中国などではよく見かけるタイプ。

f:id:ysrkotori:20180522194535j:plain

これが私の寝床

f:id:ysrkotori:20180522194647j:plain

欧米の体格のでかい人用に作られている為か、日本人かつ、小柄な私にはゆったりと感じることができた。そして、寝心地はよかった。

そして、決して新しくはないが清潔で、満室ではあったが、同乗者たちも静かであった為、快適であった。

快眠度:86/100

f:id:ysrkotori:20180522194926j:plain

車内の様子。換気装置が機能していなかったので、少し寝苦しかった。

 

この列車は、途中、いくつかの駅に止まっていく。ワクワクしてなかなか寝付けなかった私は、そのたびに車外に出て、新鮮な空気を吸った。

f:id:ysrkotori:20180522195528j:plain

フランクフルト南駅(00:55)

f:id:ysrkotori:20180522195050j:plain

ゴッチンゲン駅(03:55)

ゴッチンゲンの後は爆睡。起きたのは、07:00のアラームであった。

f:id:ysrkotori:20180522200332j:plain

その後、ポツダム駅やベルリン市内の駅をいくつか経由し、ベルリン中央駅に到着。

同乗人とはこんばんは、おはよう以外は話さなかった。

因みに、留学中は10回ほどの夜行列車を含め、何十回と列車に乗った。しかし、いろんな旅行記によくある「同乗者と仲良くなる」っていう事はドイツではあまりない。1度、北ドイツを旅した時にあったきりである。

(ロシアで列車に乗ったときやアメリカのアムトラックでは頻繁にあったが。)

f:id:ysrkotori:20180522200455j:plain

f:id:ysrkotori:20180522200530j:plain

せっかくなので、先頭車まで行ってみた。

 

ハイデルベルグからベルリンまで8時間近くの旅だったが、寝台特急ということもあり、非常に快適に過ごすことができた。

 

今回は、SuperPreisという事前購入する変更ができない切符で、なおかつ、BahnCard25という最強割引カードを使ったので、36ユーロ(約5300円)という破格で購入するができた。これは同じ時期・同じ距離を16時間で走る高速バスの46ユーロという値段よりも圧倒的に安い。しかも、横になれる寝台特急がこの値段。

なお、BahnCard25なしのSuperPreisでは6人寝台は49ユーロ。なんと、普通の座席車なら29ユーロである!本当に安い。

しかしながら、普通運賃は6人寝台で139ユーロ(約18000円)と高めに感じる。

しかし、距離はおよそ580km。大阪~東京のおよそ550kmを似たようなダイヤで走っていた急行銀河号はB寝台利用時で16000円、通貨の変動により、変わるが、そこまで高くはない。

 

日本は、高速バスや格安航空との競争をあきらめたへなちょこ鉄道会社ばかりなので、寝台特急はもはや金持ちの道楽ぐらいでしか残っていない。一方、列車の定時運行への努力はいまいちだが、高速バスに打ち勝とうと努力を続けるドイツバーン。

 

鉄道の保守とか背景とか色々違うのかもしれないが、カノープス号が平日でも満席で、(CNLからNJに便名は変わったものの)今もなお走っている事を考えると、もう少し日本の鉄道も何とかならなかったのかなと感じる。

 

このカノープス号、安いし、便利だし、かなりおすすめの列車なので、是非とも使ってみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

留学の思い出話1 いきなり異国の地に放り出される話

2014年、9月2日。私は、キャセイパシフィック航空・フランクフルト行きの機内にいた。まだ見ぬ異国、ドイツに憧れを抱きつつ。。

f:id:ysrkotori:20180514222934j:plain

 

これはもう4年も前の話になるというのが、にわかに信じがたいのだが、2014年の夏から1年間、学術交換留学生として、ドイツの「ハイデルベルグ大学」に1年間派遣されることになった。

留学先では、彼女ができたり、ホームステイをしたり、怪我をしたり、新たなアレルギーを発症したり、保険会社と喧嘩したり、家が燃えたり、様々な経験があった、、

こういった話を調査中や、飲み会などで、ぽつぽつと話すのだが、すると、色々な人から「ブログとか、本とかにまとめた方がいい」と言われるので、これもぽつぽつとまとめていこうと思って書き始めた次第。

思えば、初日から波乱万丈であった。。。。

 

飛行機に乗る前日、現地の留学生支援センターから「明日の12時20分にあなたをピックアップしに日本語学科の学生がハイデルベルグ駅にお迎えにうかがいます」というメールを受け取りっていた。

現地の日本語を話すことのできるドイツ人の学生さんが、私を駅まで迎えに来てくれて、入寮の手続き、その他諸々を手伝ってくれることになっていた。

 

そして、飛行機はフランクフルト空港に着陸。よく海外旅行にいくので、税関やパスポートコントロールは問題なく通過。

f:id:ysrkotori:20180515195546j:plain

そして、あらかじめ、ネットで列車を予約しておいたので、ドイツの高速鉄道のICEに乗って大学があるハイデルベルグへ向かう。

f:id:ysrkotori:20180514223241j:plain

しかしながら、まずここでアクシデント発生。このICE、20分近く遅れていた。(当時、ドイツでは電車が遅れることが日常茶飯事であるということに気付いていなかった。)そのため、途中での乗り換えに失敗し、予定時刻を大幅に過ぎてしまった。

待ち合わせに30分以上遅れて、ハイデルベルグ・中央駅に到着。

 

(ここから、先はほとんど写真がない、よほど焦っていたのだろう・・・)

 

ピックアップの学生さんを探すが、一向に見つからない。

ヨーロッパの人は待ち合わせに遅れる人が多いという言葉を思い出し、1時間ほど待ってみるが、一向に誰も来ず、、、

2時間待っても、誰も現れなかったので、とりあえず、大学に行ってみればわかるだろうということで、大学に行くことに。しかし、スマホはインターネットにつながらない。ということで、駅員に場所を聞くも、32番のバスに乗れと。

 

32番のバスに乗り、バスの乗務員に「International Student Officeはどこですか?」と聞いたところ、「Studentenwohnheim」のバス停で降りろ、と言われた。

 

Studentenwohnheimという建物に行っても、「ここは違う。32番の終点まで行け」と言われてしまった。(※ここはあくまでも数ある留学生寮の一つ ということだったらしい)

32番バスの終点は、Universitatplatz(大学広場)なのだが、どれが大学かわからない。

 

結局、大学の関連と思われる建物、すべてに入り、「International Student office?」と聞きまくったところ、3か所目でようやく、目的地に当たった。

 

そこで、必要事項を、ドイツ語が喋れるカナダ人のDさんに 独⇒英 に翻訳してもらい、なんとか、学生証と、寮の詳細な地図、寮の鍵をGET

 

 

f:id:ysrkotori:20180519145833j:plain

そして、ようやく寮の最寄り駅に到着。ハイデルベルグ市内を6時間彷徨っていた。

 

寮につくと、ルームメイト達が集まってきた。ルームメイトが、アルザス系フランス人の女性AU、ドイツ人女性ELとNAであった、白人女性3人に日本人の男1人という、、「ある意味恵まれた」環境であるかもしれない。

人生初の一人暮らしがこの白人女性3人とのルームシェアという、強烈な独り暮らしデビューになってしまった。

不安とは裏腹に、彼女らは非常にフレンドリーに僕に接してくれて、サポートしてくれた。結局、この女性3人衆とは一緒に寿司を作ったり、誕生日を祝ってもらったり、祝ったり、結構色々楽しく暮らした。その話はまたいつか。

 

f:id:ysrkotori:20180519150505j:plain

人生初の自炊は、非常に健康的なメニューであった。(広義の意味での自炊)

部屋は、ベッドが置かれている以外は何もなかったので、寒かったのを記憶している。。。

 

次の日

早速、大学の入学者説明会があったので参加した。

f:id:ysrkotori:20180519150951j:plain

入学者説明会の様子

全部、ドイツ語だったので、何を言っているかわからなかった。

 

その後、終わったので、ハイデルベルグの町でも散策するかと思っていたら、ある日本人の方に呼び止められた。

「あなたがくいんけさんですか?」とその脇には、物凄く申し訳なさそうに縮こまっているドイツ人。

そのドイツ人の彼が、「くいんけさんごめんなさい!!!!ほんとうにごめんなさい!」と物凄い勢いで謝罪をしててきた。

そう、彼が、昨日、僕をピックアップに来るはずだった、P君であった。

 

彼とその日本人の女性の話によると

昨日の夜にP君が1日ピックアップの予定を間違えている事に気づき、慌てて、駅に行ったが、私は既におらず、友達たちとハイデルベルグのホテルというホテルに電話をかけて、探し回った、という事だそうだ。

 

・・・という、とほほ・・・な話でした。まあ、人間は物事を忘れる生き物なので特に気にしてはいない。いい思い出話になった。