巣鴨とアサガオ
今日(昨日も)はなんか、勉強や研究に一切やる気が出なかったので、都内の散策でもしてみようと思い立った。
なので、巣鴨に行くことに。
降り立った駅は三ノ輪橋。あれ?巣鴨行かないの?と思うかもしれませんが、今回は都電荒川線を使って巣鴨へ行きます。
山手線なんて乗りまくってますし、のんびりとした巣鴨に行くには都電が似合うような気がします。
運賃は一律170円。三ノ輪橋から巣鴨の最寄り駅の庚申塚(こうしんづか)まで33分も乗って170円。なかなか安いですね。
こんな感じで車と一緒に走る区間もありますが、短いですね。路面電車というよりかはむしろ電車?
庚申塚駅で降りるともう目の前は巣鴨地蔵通り商店街です。
実は、巣鴨に来るのは初めてです。まあ、そもそも関東に住み始めたのが今年の4月から、でそれまでも東京に来ることはあまりなかったので、、、、
アド街ック天国とか、なんかそういった類のTV番組では見たことがあるのですが。
商店街をぶらぶら歩いていると、目に入ったのが、お好み焼きの屋台。
お好み焼きの種類は「いかたま・にくたま・えびたま」
えびたまは初めて見ました。関東では一般的なのかな?気になったので購入しました。150円。これまた安い。
さくらえびが入ってるんですね~~はぇ~~凄く美味しい。
この商店街、特に買いたいものとかは無いんですが、ぶらぶら商店街を歩いてるだけでも楽しいですね。
この日は朝顔祭りがやっていたのもあるか、かなり人が多かったです。
あの、有名なお寺です。痛い所や病気の所に水をかけて擦ると治ると言われているお地蔵さんがいる。
個人的には、何年ぐらいでお地蔵さんがすり減ってなくなるのかが気になります。
仏教用語では2000km×2000km×2000km=8000000000km³(=8.0×10⁹km³)の大きさの石を百年に一度布で岩を撫でて完全になくなる時間を「劫」という単位で表すのだとか。(確か、インドかどっかのたとえ話だったような・・・)
そう、「未来永劫」の「劫」です。
そこまでとはいかないものの、200年ぐらいは掛かるのでは?と僕は踏んでいます。
さて、巣鴨地蔵通商店は20分ぐらいで一通り見る事が出来ました。
朝顔祭りのアサガオ(Ipomoea nil)もしっかり見てきました。
アサガオの色も実はちゃんとした仕組みがあるんです。
アサガオの青紫色はブルーベリーでお馴染みのアントシアニンの色で、それはポリフェノールオキシダーゼという酵素が作用しています。この酵素が活性されて働きが強くなることで綺麗な色が出ています。
アサガオには、白色の斑入りのものがありますが、白色の部分はこのポリフェノールオキシダーゼの活性が低いという事が明らかになっています。
なぜ、活性が低くなるかというと、アスコルビン酸といった酵素の活性を抑える物質がその部分に流入する事が原因だと考えられています。
参考文献:関和夫「花色発現の機構に関する研究Ⅲ・Ⅳ」育種学第6巻 1957
さて、巣鴨から自宅に帰る前にお昼ご飯を食べて帰りましょう。
六文そば
精神的にもお腹も満足した一日だった。