9年前のiPhone 3Gを今更ながら買った話
iPhone 3Gを先日購入した。
さすがに9年前のスマホを使うわけでは無いです。iPod代わりに使ってやろうと思ったのです。
4日前に私のiPod shuffleがお亡くなりになられたので、新しく音楽プレーヤーを買おうとしたが、中古でもどれも3000円台と院生でお金が全くない僕には高くて買えないものばかりでした。。
そして、昨日、大学の帰りに秋葉原の怪しいマーケットをちらっと覗いたら、なんと、iPhone 3Gが1000円で売っているではありませんか。なんと、iPod shuffleの中古よりも秋葉原でよく見る画面付きの安いmp3プレイヤーよりも安い。
0.iPhone 3G とは?
発売開始:2008年
日本で最初に発売されたiPhoneシリーズ。古っ。当時299USDで発売されてました。
当時、学校に早速購入して持ってきていた奴が居て、僕も少しだけ触らせてもらった記憶があります。
(※詳しくはwikiで)
1.今回購入したiPhone 3Gのデータ
- 状態 :中古・まあまあ美品・画面異常なし
- 値段 :1000円(税込み)
- 購入場所:杉元ガレージ
- 利用制限:無し
- 付属品 :無し
- 購入 :2008年
- 本体容量:16GB
- 解像度 :320x480ピクセル
1000円という安さなので、盗難品を一瞬疑いましたが、製造番号をソフトバンクのHPで調べたところ、ネットワークの利用制限等もないちゃんとした中古品で、盗難・詐欺・未払いなどの履歴が無い機種だと確認がとれました。
では、9年前のiPhoneは、どんな感じなのか。
まずは画面から
2.画面
画面は傷一つ無いという非常によいコンディションのものを購入しました。
iPhone3Gの大きさはなんと3.5インチ。やはり近年(2016~2017年現在)主流の5インチ以上のサイズのスマホと比較すると小さいですね。Nexus 5に慣れた私としてはすごーく小さく感じます。もはや可愛い。
ちょうど手に収まる感じがこれまた良い。持っているというよりかは握ってる感じ。
液晶の色も、タッチパネルの反応も申し分ないです。
解像度は320x480ピクセル。現代の640x1136などの高解像度に慣れると少し粗雑な印象を受けますが、問題はありません。
3.背面
背面は使用感があります。中古品を超えた骨董品なので仕方ないでしょう。
正直、1000円の値段がしていたので、ジャンク品レベルの物かと思っていましたが、、ここまで綺麗でしっかりした物が来るとは思っていませんでした。
4.アクティベーションの罠
てなわけで、早速電源を付けてみましょう。
するとこのような画面が出てきてロックのような状態になってしまいました。
調べてみたところ、iPhoneシリーズは全般的に初期化をするにあたって、SIMカードが必要とのこと(SIMカードを読み込んでアクティベーション(使えるようにすること)をするらしい)
しかしながら、iPhone 3GのSIMのサイズはノーマルのSIM。今のSIMカードはmicroSIMやnanoSIM。持ってる訳もなく、格安スマホのdocomo回線なので、ソフトバンクのiPhone3Gには使えません。残念。
困りましたね~と思っていたら、なんと、このアクティベーションをする専用のSIMカードがあるとの情報を発見しました。
しかしながら、発送に5日以上かかるとの事なので、待てないクズ人間の僕は、Amazonが遅いなら、大学の帰りに秋葉原で探せばいいじゃない。と秋葉原で探しました。30分で見つかりました。さすが日本のブラックマーケット秋葉原
PCアイコン 秋葉原店
参照:Google マップ
で見つかりました。880円と思っていたより高めですが。。
他のサイトでは、あきばおーという店で売っているとの情報がありましたが、あきばおーのどのお店でも売っていませんでした(2017年7月現在)
(追記:2018年4月、売っていることを確認)
(追記:2018年12月、Amazonで売っていました。以下参照)
しかしながら、さすがの秋葉原のPCアイコンでも、サイズが、、アクティベーション用のnanoSIMしか取り扱っていません。しかしながら、店員さんから、nanoSIMをmicroSIMに変換アダプタで変換してそれを更にノーマルのSIMに変換するという荒業を提案されました。
まあ、何とかなるやろ!という事でその案に決定。変換アダプタはおまけしてくれました。
しかしながら、SIMを挿入するのにどちゃくそ苦労しました。先っぽだけしか入りません。
最終的に、テープで補強するというこれまた荒業で挿入に成功。
そして
無事にアクティベーション成功です。
そして、icloudやiTuneにも接続成功
普通に使えます。
充電&データ転送ケーブルは秋葉原で純正品のコードが300円程度で売っていました。
Amazonでもありました。
秋葉原ではアキバU-Shopというところで売っていました。(324円)
5.バッテリーの持ち具合
バッテリーの容量は1150mAと少なめ。ですが、もともとiPhone 3G本体が必要とする電力が現在と比較して少ないのでバッテリーの容量だけで比較することができません。なので、今回は私が実際に使ってみた感想を書いてみます。
今回は、機内モード設定、wifiのみ接続の状態で勉強1時間、ブログ1時間の合計2時間程連続して音楽を聴き続けているけど、バッテリーは10%弱程しか減ってないですね。
このiPhone3Gは、なんと、バッテリーの交換ができないので、少しバッテリーの心配があったのですが、今の所は大丈夫そうです。
更に連続して使ってみようと思います。
6.まとめ
さて、2008年に発売開始してから早9年。この進化・競争の激しいスマホ界に於いてはもはや骨董品のレベルのiPhone 3Gですが、音楽プレイヤーとしてはまだまだ使えそうな感じです。(今の所)
今後の活躍に期待です。
(※2018年4月に追記を書きました。よろしければこちらもどうぞ)
しあわせごはん愛の歌でも聴いて寝ます。
巣鴨とアサガオ
今日(昨日も)はなんか、勉強や研究に一切やる気が出なかったので、都内の散策でもしてみようと思い立った。
なので、巣鴨に行くことに。
降り立った駅は三ノ輪橋。あれ?巣鴨行かないの?と思うかもしれませんが、今回は都電荒川線を使って巣鴨へ行きます。
山手線なんて乗りまくってますし、のんびりとした巣鴨に行くには都電が似合うような気がします。
運賃は一律170円。三ノ輪橋から巣鴨の最寄り駅の庚申塚(こうしんづか)まで33分も乗って170円。なかなか安いですね。
こんな感じで車と一緒に走る区間もありますが、短いですね。路面電車というよりかはむしろ電車?
庚申塚駅で降りるともう目の前は巣鴨地蔵通り商店街です。
実は、巣鴨に来るのは初めてです。まあ、そもそも関東に住み始めたのが今年の4月から、でそれまでも東京に来ることはあまりなかったので、、、、
アド街ック天国とか、なんかそういった類のTV番組では見たことがあるのですが。
商店街をぶらぶら歩いていると、目に入ったのが、お好み焼きの屋台。
お好み焼きの種類は「いかたま・にくたま・えびたま」
えびたまは初めて見ました。関東では一般的なのかな?気になったので購入しました。150円。これまた安い。
さくらえびが入ってるんですね~~はぇ~~凄く美味しい。
この商店街、特に買いたいものとかは無いんですが、ぶらぶら商店街を歩いてるだけでも楽しいですね。
この日は朝顔祭りがやっていたのもあるか、かなり人が多かったです。
あの、有名なお寺です。痛い所や病気の所に水をかけて擦ると治ると言われているお地蔵さんがいる。
個人的には、何年ぐらいでお地蔵さんがすり減ってなくなるのかが気になります。
仏教用語では2000km×2000km×2000km=8000000000km³(=8.0×10⁹km³)の大きさの石を百年に一度布で岩を撫でて完全になくなる時間を「劫」という単位で表すのだとか。(確か、インドかどっかのたとえ話だったような・・・)
そう、「未来永劫」の「劫」です。
そこまでとはいかないものの、200年ぐらいは掛かるのでは?と僕は踏んでいます。
さて、巣鴨地蔵通商店は20分ぐらいで一通り見る事が出来ました。
朝顔祭りのアサガオ(Ipomoea nil)もしっかり見てきました。
アサガオの色も実はちゃんとした仕組みがあるんです。
アサガオの青紫色はブルーベリーでお馴染みのアントシアニンの色で、それはポリフェノールオキシダーゼという酵素が作用しています。この酵素が活性されて働きが強くなることで綺麗な色が出ています。
アサガオには、白色の斑入りのものがありますが、白色の部分はこのポリフェノールオキシダーゼの活性が低いという事が明らかになっています。
なぜ、活性が低くなるかというと、アスコルビン酸といった酵素の活性を抑える物質がその部分に流入する事が原因だと考えられています。
参考文献:関和夫「花色発現の機構に関する研究Ⅲ・Ⅳ」育種学第6巻 1957
さて、巣鴨から自宅に帰る前にお昼ご飯を食べて帰りましょう。
六文そば
精神的にもお腹も満足した一日だった。