JALの「どこかにマイル」で卒業旅行が岡山&高松旅行になった話2「倉敷⇒高松・宇高フェリーで」
続きです。
お昼ご飯を食べた後は倉敷美観地区をぶらぶらしてきました。
埋め立てられて作られたこの地区。川と白壁が作り出す景色が素敵です。
美観地区と商店街の間にあった「阿智神社」という神社が素敵でした。
さて、ここ倉敷から今回の宿泊地である香川県高松市に向かうのですが、岡山経由でマリンライナーを使って高松に行くのが最速です。
しかし、今回はそう急ぐ旅でもないのでフェリーで行くことにしました。
岡山~高松間はマリンライナー経由で55分、フェリーを使うルートは3時間30分と三倍以上の時間がかかります。運賃は200円だけフェリーを使った方が安いんです。
倉敷⇒岡山⇒茶屋町と列車を乗り継ぎ
瀬戸大橋が開業する前は宇野~高松にはJRの連絡船が就航しており、宇野駅は大変にぎわっていたとの事。しかし、相次ぐ橋の開業後にはJR連絡船、宇高国道フェリーと次々とフェリー会社が撤退し、今は四国フェリーのみとなってしまいました。
そのため、宇野駅も閑散としています。
宇野駅ではICカードの利用ができないので注意(2019年2月時点)
そして、宇野から宇野港までてくてくと歩いていきます。(所要時間およそ5分)
今回乗船する四国フェリーさん。(運賃:730円)
フェリーの出航まで時間があったので一服。今回は「瀬戸内茶」。
岡山県はその乾燥した気候を生かして茶葉の生産が盛んなんだとか。地産地消です。
船内に乗り込むも、乗客はなんと7人。宇高航路の厳しい現状が垣間見えます。
未だ訪れたこのない四国へ向けて、宇野港を出発。人生初の瀬戸内海です。
船首部分を一人占めでき、瀬戸内海の島々を堪能することができます。
そういえば、昔、日清戦争の講和の為に日本に来日した清(昔の中国)の李鴻章という政治家が下関に向かう際、瀬戸内海を見て
「日本には清のように大きな河川は無いと聞いたがあるではないか!」
と発言したという逸話が残っているぐらい、海っぽく無い瀬戸内海。確かに、長江とかに雰囲気が似ています。
船内ではうどんを食べる事ができます。宇高フェリーの「うどん」は隠れた名物らしいです。今回はきつねうどん(320円)を注文。
価格もお手頃で味もなかなかでした。
1時間の航路はあっという間です。
高松港に到着。
人生初,、四国に上陸です!!
今回のお宿は片原町のビジネスホテルなんですが、このホテルの近くには商店街の中にあるというちょっと変わった踏切があります。
この日は朝早く起きたので、さっさとホテルに帰って就寝しました。
次の日は金毘羅山に向かいます。
続く!