八幡平山で調査をしてきた話2「秋田で調査の後に岩手へ」
前回の続きです。
さて、この日も先日と同じ登山口から、今度は別の湿地に向かいます。
後生掛温泉の登山口から、美しい紅葉を楽しみつつ登っていきます。
途中で、ベニタケ属(Russula sp.)のキノコを発見(コベニタケ?)。ベニタケ属はブナ科やマツ科、カバノキ科などの樹木の根に外生菌根を形成し、共生しているキノコです。成熟した樹木に良く見られます。
透き通った綺麗な空の下で、調査を行います。
澄んだ空気に快適な気温、綺麗な景色、調査していて、心が癒されていきます。
さて、この日はいろいろ調査すべき項目があったので、急ピッチで作業を済ませ、次なる目的の岩手県側の八幡平に向かいます。
岩手県側へ向かい、走行している途中、八幡平山頂付近で、気温がなんと0℃になってしまいました。流石、亜寒帯。
この山には岩手県の雫石の方へ向かうトンネル等がないので、ぐるーっと八幡平を大回りし、1時間近くかけて雫石に到着。
今回は、あみはりロッジさんに宿泊しました。
あみはりロッジの管理人の夫婦がとてもやさしい方で、調査が長引いて到着が遅くなってしまった私たちを気遣ってくれたり、八幡平や岩手山に関する色々なお話を聞かせていただき、心まで温かくなりました。
次の日は岩手県側で調査を行います。
続く!