Guten Morgen Kashiwa.

いいんじゃない。いいんじゃないの。

エアコン戦争の話

毎年この問題が勃発する。

僕はすごく暑がりだ。
名古屋という灼熱地獄に生まれたのだから、「それはさぞ暑さに強いんだろうな」みたいなことを思われるかもしれないが、むしろ逆。暑すぎて家の中で過ごすことが多かったし、出かけても名古屋は地下街が発達しているから暑さを気にせずに買い物ができる。
そういう環境にいたものだから暑さに慣れていない。

しかしながら、世の中には暑がりの人がいれば、寒がりの人もいる。
僕の研究室の先輩だ。先輩は大の冷房嫌いで、無冷房を常に主張している人物だ。
冷房設定は28度。一人でかつ、狭い部屋なら28度設定でもギリギリ生きていけるのだが、大部屋にクーラー1台、そして部屋の中には学生が常に5人以上いるという環境で、28度設定・しかも弱風。その為、この時期、学生部屋は灼熱地獄になる。
暑すぎて研究どころでない。暑さで頭がぼーとしてしまい、何もできなくなる。更に、汗疹ができてしまい、夜中、痒くて寝れないという状況になってしまった。

世の中つらいものかな。エアコンの弱い人が常に優占され、暑さに弱い人は無視されてしまうのだ。しかしながら、冷房が苦手と言っている先輩は半そで短パンで過ごしているのである。盾と矛を鬻ぐ者である。

そんな状況を揶揄して、僕は神保町のとある店で電車などでよく見かける「弱冷房車」のステッカーを購入し、部屋の入口に貼り付けようとしたが、同級生に剥がされた。

僕はそんな弱冷房の環境に耐えることができなかったので、何とかこの夏を乗り切る為に、いろいろ対策を考えてみた。
1.こっそり温度を下げる【失敗】
こっそりエアコンの設定を26度に下げてみた。しかしながら、エアコンを切られてしまった。その為、寧ろ地獄度が増した。

2.段階的に温度を下げる【失敗】
1時間おきに28度から段階的に温度を下げていくという作戦を実行してみた。しかしながら、こちらもエアコンを切られてしまった。

3.扇風機【失敗】
扇風機を物置より引っ張り出してきて、最大風量で風を自身の方向へ送り込む。これは成功したかのように思われたが、なんと、その件の先輩が「ハウスダストアレルギー」であった。扇風機の風に乗ってきた細かな埃が先輩を直撃してしまい、アレルギー症状を引き起こすので、扇風機案も失敗となった。

4.卓上扇風機【失敗】
焼け石に水

5.凍らせたペットボトル【失敗】
凍らしたペットボトルや保冷剤を体に当てて冷やしてみようという案。
1時間ほどしか持たず断念。

6.実験室に移住【失敗】
実験室は機材保守の観点から、常に25度となっている。そのため、機材の横の空いたスペースなどに間借りをし、そこで過ごすというもの。
これは上手くいったかのように思われた、、、しかし、実験室内は飲食が禁止であり、水分補給ができないという欠点があった。また、水分補給のためには50m近く学生部屋まで歩いていかねばならず、25度の空調の下で軽い脱水症状を起こすという事態になってしまった。

7.部屋ごと移住案【成功】
結局、大学のお偉いさんに相談した結果、空いている部屋を使わせてくれる事に。

冷房に弱い人と暑さに弱い人は一緒に生きていくことができない。だから、別々に過ごすのが最適解であると考える。考えてみれば当たり前である。一緒に生きていくことができないのだから、弱冷房車があるのだ。「喧嘩は止めて!争わないで!」という歌があるが、人に個性や得手不得手がある以上無理だ。

エアコン戦争の解決案 : 別居


結局、こうして僕はエアコンを自由に付けることができる部屋に移住することができた。
この部屋では同居者も暑がりの人なので、エアコンは23度に設定して、常に快適な生活ができるものだと考えていた。

しかし、その2週間後、我々の部屋のエアコンが壊れた。

僕は家に引き籠ることにした。ぱぷありぷーあ(papulipua)!!