自衛隊のヘリコプター(UH-1 )に体験搭乗した話
私は、今でこそこうやってのんびりと植物学者をしているが、昔、パイロットを目指していた時があった。
その時は、もうそれは色々な所、大手エアラインや海外の航空会社とかのパイロット候補生になるための試験を受けたのだが、その中で、航空自衛隊も受けた。(全部ダメだったが・・・)
その際に、知り合った自衛隊の広報官の方から、ある日「体験搭乗をしてみないか?」とのお話を頂いて、自衛隊のヘリコプターに体験搭乗する機会があった。
そして、201x年の某日、明野駐屯地へとやってきた。なんと広報官の方が直々に、明野駅に迎えに来てくださった。人生初の6ナンバーの車に感動。(自衛隊所属の車は普通の車とナンバープレートが違う)
まずは、明野駐屯地に関してやこれから乗るUH-1Jについてのレクチャーを受けた。
そして、レクチャー後には搭乗に際しては万が一のことを考慮して、ドックタグ(身元識別の為のタグ)を持たされる。
そして、5~6人ごとに体験搭乗を行う。
奥に見えるのが、UH-1である。1959年から運用され、ベトナム戦争などでも活躍したヘリだけでも、今回は災害救助用に使われている。
回転翼(ブレード)に頭をぶつけない様に屈めて機内へ。
機内からの眺め。非常にスムーズに上昇していく。流石、自衛隊パイロットさん。
シートは硬め。というか、非常に無機質なシートで、振動がダイレクトに伝わってくる。
伊勢湾を望む。やはり、昔乗った、伊豆諸島の東邦航空のヘリみたいに、「お客様を運ぶ」というものではないので、作りも全然違う。かなり音もうるさい印象を受けた。
明野駐屯地を見下ろす。
着陸後は、明野基地内の他のヘリコプターを見せてもらって、解散となった。(写真がみつからなかったので、また見つかったら写真を載せます)